ウミウシ インフォメーション
今週のウミウシ
第16週 − 2004/3/15
トウアカミドリガイ
トウアカミドリガイ
学名 : Thuridilla kathae   Gosliner, 1995

 今週も Thuridilla 属のウミウシを紹介します。

 奄美大島の浅瀬では、海藻などに隠れるように生息している Elysia 属のウミウシに対して、ごく普通に岩の上などにいる Thuridilla 属のウミウシの方がどうしてもよく目に付きます。

 この トウアカミドリガイ も他の Thuridilla 属のウミウシと同じように岩の上などでよく確認できます。

 2003年秋〜2004年冬の観察では出現時期が他の Thuridilla 属のウミウシより若干遅いようでした。
 そのため、当初「他の種に比べて個体数が少ない」と考えていましたが、2004年2月になると多くの個体を確認することができました。
 このような経緯から、このウミウシも奄美大島では個体数の多い部類に入ると思います。

 トウアカミドリガイ という和名は頭部が赤いことから付けられたものだと思いますが、同じく頭部が赤いクマノミの仲間「トウアカクマノミ」を思い出します。

 学名の種小名「kathae」は、嚢舌目(SACOGLOSSA)の研究者 Dr. Kathe Jensen に献上した名称ですね。

トウアカミドリガイ

 上から見るとこんな感じです。

 では、また来週〜

撮影日:2004年01月06日
場所:奄美大島  倉崎ビーチ
体長:約 14 mm
水深:2 
水温:22 
目   :嚢舌目 SACOGLOSSA
亜目:亜目なし 
科   :ゴクラクミドリガイ科 Elysiidae
学名をカナで読むと:トゥリディラ ケートアエ

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